■ はじめに:清掃の品質を変えれば、物件のレビューは変わる
マンスリーマンションや民泊において、ゲストからの評価(レビュー)を最も大きく左右するのは「水回りの清潔感と臭い」です。どんなにお洒落な内装でも、浴室の扉を開けた瞬間に下水の臭いが漂えば、その物件の評価は一瞬にして地に落ちます。私たちは「清掃の品質が、そのままオーナー様のビジネスの収益性に直結する」という事実を誰よりも重く受け止めています。クレームを未然に防ぎ、高評価を生み出すための、私たちの水回り清掃の手順を公開します。
■ プロが実践する水回り(浴室)の清掃手順
手順1:排水トラップ(封水筒)の「完全ロック」確認
浴室清掃の最後にして最大の関門が「排水口の防臭トラップ(封水筒)」です。清掃時に外したトラップを戻す際、カチッと音がするまで確実に回してロックをかけます。これが少しでも緩んでいると、防臭の要である「封水(トラップ内に溜まる水)」が機能せず、下水管からの悪臭が部屋全体に充満してしまいます。目視だけでなく、手で触れて物理的にロック状態を必ず確認します。
手順2:水滴の完全除去と「24時間換気」の設定
浴槽や壁面を洗い流した後、専用の吸水クロスを用いて水滴を完全に拭き上げます。水滴を残すことは、次のお客様が入居するまでにカビを繁殖させる原因になるからです。さらに退室時、照明のスイッチを切った後でも「24時間換気」が確実に稼働し続けているかをダブルチェックします。
手順3:エアフォレスト(消臭・除菌剤)による空間リセット
目に見える汚れを落とすだけでなく、目に見えない「空気の質」もリセットします。浴室から居室の寝具類にかけて、専用の除菌・消臭剤(エアフォレスト)を散布し、前の入居者様の生活臭を完全に消し去ります。
■ どうしてその手順を行うのか?(理由)
水回りのトラブルは「入居後すぐ」に発覚しやすいため、お客様の不満が最高潮に達しやすいポイントです。排水トラップのロック忘れは、ヒューマンエラーの中でも「致命傷」になります。私たちは、こうした「人の手によるミス」を根絶するため、チェックリストを用いた厳格な工程管理を行っています。「ただ綺麗に洗って終わり」ではなく、「次の入居者が数週間、快適に過ごせる環境を担保する」ことまでが清掃だからです。
■ 私たちの「こだわり」と「想い」:安くて早いだけではない誠実さ
清掃業界には「安くて早い」を売りにする業者が多数存在します。しかし、私たちは「適正価格で、しっかり誠実」なサービスを提供することを選びました。
水回りの清掃は、時間をかけようと思えばいくらでもかけられ、手を抜こうと思えば簡単に誤魔化せる場所です。しかし、誤魔化した結果は必ず「ゲストの低評価」としてオーナー様に跳ね返ります。私たちは、オーナー様の「確かな品質」という資産を守るため、見えない排水管の奥や換気扇のスイッチ一つにまで、組織全体で「誠実」という品質を注ぎ込んでいます。




